キチオタ日記

何をやっても中途半端な人間は、逆に言えば何でもある程度できる。

萌えはもう古い!?現代のオタク社会が抱える幼児退行


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バブみ」「オギャる」という言葉をよく耳に目にするようになった。どっちも赤ちゃんを連想させるような言葉だ。池袋サンシャインシティ噴水広場で行われた『デレステ』のイベントで一般人がいるなか「ママー!」と叫ぶオタクや、地下アイドルのライブで「ママー!」と叫ぶヲタ芸を披露したオタクもいるそうだ。

オタクが萌えることをやめて母性を求めるようになったのは、ここ数年の話だろう。現代のオタク社会で大きな問題となっている乳児又は幼児退行はなぜ起きたのか。これについて述べようと思う。

 

幼い頃を想像してほしい。ただひたすら無邪気に遊んで、毎日が楽しかっただろう。そして、責任もなければ羞恥心もない。禁断の果実はまだ手の届かないところにあり、アダムとイブも素っ裸で野球拳をしているかもしれない。

しかし、成長するにつれて知識や情報を得る。世の中の汚れた部分を知り、周りと比較することも始めるだろう。そのうち、劣等感や嫉妬も覚えるはずだ。プライドも芽生え、素直に人を褒めることを控える。自分のケツは自分で拭き、さらには他人の一週間放置して悪臭のするケツも拭かなくてはいけない時もある。

そう、人間は大人になるにつれて汚れていく生き物なのだ。つまり現代のオタクたちは、その現実を逃避する手段として幼児退行をしているのかもしれない。

 

さらにその度合いが上がると、今度は乳児退行するようになる。赤ちゃんとは誰かの助けがないと生きていけない存在だ。自分で食事もできないし、オムツも変えられない。何もかも嫌になり、我が儘の頂を登りし者は乳児にトランスフォームするのだ。赤ちゃんプレイとは、まさにこのことである。

 

現実逃避は悪いことじゃない。ただそればっかりやっても前には進めない。現実を直視し、辛い試練を乗り越えるからこそ人間の美学はあると思う。さぁそろそろ疲れてきたので、今日はここらへんで終わりにします。ここまでお付き合いありがとうございました。最後に偉人の名言を挙げます。

 

 

 

 

「母性を求めてさ迷う人よ、いつか母性を撒き散らす人になりなさい。

誰かがママになるんじゃなくて、あなたがママになりなさい。

ママという存在は最強なのですから。」

             ーーー豆腐男(筆者)