キチオタ日記

何をやっても中途半端な人間は、逆に言えば何でもある程度できる。

人間は人間に最も近い動物のボノボから性を学ぶべきだ

先日の記事で、人間と動物の区別は何かという問いに対して、セックスを娯楽として楽しめるかどうかという答えを出した。

人間は唯一避妊をする動物であり、セックスを子孫繁栄でなく娯楽を目的としてみることもできる。人間は発情期がなく、いわば年中発情している動物である。これを人間のもつ理性によってコントロールすることができる。つまり本能と理性との狭間で性の対象を選択することが可能となることから、娯楽の用途にもなりえるのだ。

一方、人間以外の動物はセックス自体に快楽はあるが、そこには本能しかないように思える。だから人間以外の動物の世界には四十八手もM性感もないのだ。

しかし、この前提を覆す面白い動物がいる。

 

ボノボ(別名:ピグミーチンパンジー)


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チンパンジーに属するが、生態はチンパンジーと対比する。チンパンジーは性の問題を力で解決するが、ボノボは力の問題を性で解決するのだ。

争い事になりそうな時、ボノボは性交渉によって緊張を緩和させるのである。また争い事を避けるためだけでなく、絆を深めたり、挨拶代わり、敵意がないことを伝えるときにも性交渉をする。その性交渉も多種多様で雄同士だとキスやペニスフェンシング、雌同士だと股同士をくっつけるホカホカと呼ばれるものも行う。完全にコミュニケーションの一つである。

これらによってボノボは非常に平和的な社会を築いている。怒らないチンパンジーとして親しまれ、もっとも人間に近い動物とも呼ばれる。

 

もしドナルド・トランプ金正恩ボノボだったらどうだろう。対立も起きず、お互いのミサイルでペニスフェンシングをしていただろう。

私たちはボノボを見習わなければならない。

争い事が起こる前に、性交渉までいかずともコミュニケーションをとって緊張を緩和させる手段を学ぶべきなのだ。

 

最後に、

 

 

僕は性欲が強いのでボノボなるべきだった。