キチオタ日記

何をやっても中途半端な人間は、逆に言えば何でもある程度できる。

偽りなしで男の俺が乳首開発の感想を語る

人間いつどこで道を間違えるかわからない。

まっすぐ歩いているつもりでも、ふと振り返ってみればズレていることが度々ある。また、目の前に分かれ道があった時、選択ミスをしてしまうかもしれない。

それに気付き、少しずつズレを直しながら、迷ったときには冷静に判断し進む人こそ立派な人間となるのだ。

 

一方僕の場合は基本的にまっすぐ歩けるが、定期的に事故にあう。

自転車とぶつかるレベルじゃない。2トントラックに轢かれたり、落石に潰されたり、挙げ句には自らアスファルトに向かって頭突きをする時もある。

今までに様々な失敗を数えてきたが、今回はその中でも乳首開発について話そう。

 

まず、男性諸君に問いたい。

貴君らの乳首は何の意味があって存在しているのか。

女性と違い、赤ん坊に授乳をするわけでもない。また、性的快感もそこまでない。ただそこにあるだけだ。

これっぽっちも乳首は役に立たないのに、寒いと乳首は立つのだ。

何か価値を付与できないものかと考え続け、18歳の夏に結論が出た。

 

 

開発するためにあるのだと。

 

こういう時の僕の行動力は尋常じゃない。

その日のうちに、乳首開発道具で有名なスポールバンを大量買いした。

これだ。

 


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スポールバン(以後、略してスポバン)とは、肩凝りや腰痛などに使用される磁気タイプの鍼治療グッズの一種だ。円形状のシールになっており、中央には針が突起している。

このスポバンを乳首に貼ることによって、長時間にかけて良い具合に刺激を与えてくれるのだ。

最初はもちろん抵抗があった。今までにないものが乳首についており、たまに服とスポバンが擦れて妙な違和感になる。

しかし、1ヶ月も経つと身体の一部と化した。「あ、俺スポバンつけてたんだ」と思い出すくらいだ。たまに人前で上裸になる時、脱ぐ直前で気づいたりするから非常に危ない。というか、一回親にバレた。

「お前何つけてんの!?!?」

とすごい驚かれた。適当に若者の流行りと言っといた。

 

本題に入ろう。乳首が感じるようになったかどうか、それは問題ない。明らかに性感帯へと進化を遂げている。3ヶ月目には乳首イキとは言わないまでも、それに近づいてはいるのだ。

スポバンを酷使しながらも、順調に乳首開発は進んでいる...

はずだった。

(ここでBGMが変わる)

開発することにより、乳首が感じやすくなるという内的変化はあった。外的変化はどうだろう。今まで疑問にも思わなかったので、気になり上裸で鏡の前に立つ。

 

 

明らかに乳輪が大きくなっている。しかも全体的に少しふっくらしているのだ。

豆腐男、18歳にしてエロい乳首を手に入れた。

キモい。キモすぎる。前の記事にもあげた育乳の失態とも相まって、男の乳にしてはかなりの奇形になってしまった。

人間の身体の一部を意図的に変化させることは、そういうことなのだ。長い年月をかけて少しずつ変化するものを、たった数ヶ月で変化させようとした罪なのだ。何かを得ようとしたら、同等の犠牲は必要なのだ。エドワード・エルリックも乳首開発でオートメイルになったのであり、賢者の石も本当は乳首を開発するためなのだ。

 

 

冗談はここらへんにして、まとめに入ろう。

 結局僕は途中で断念してしまったが、完全に開発してからのチクニーは想像を絶するほど快楽になるだろう。

しかし、リスクは必ず伴う。もちろん先ほど話した乳首が変化することもそうだが、それとは別に自分の中の大切な何かを確実に失いつつあるのだ。

乳首開発をしようとしている読者は、今一度立ち止まって考えてほしい。

 

「あんたには立派な乳首がついてるじゃないか」

きっとエドならそう言ってくれる。

 

 

最後に僕の魂の叫びをきいてほしい。

 


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ハガレンファンの皆様、誠に申し訳ありませんでした。